道の駅・ハウスヤルビ奈井江で車中泊は可能なのでしょうか?2024年2月に現地に向かい、車中泊情報について調査してみました。
ハウスヤルビ奈井江に車中泊OK「禁止の看板・ポスターは無し」
2024年2月、ハウスヤルビ奈井江での車中泊情報について調べてみたところ、現地に「車中泊禁止」などと書かれたポスター・看板などは掲載されていませんでした。
その為、ハウスヤルビ奈井江では車中泊を禁止してはいないと言えそうです。
ただし、道の駅を管理する国土交通省のHPには「道の駅は休憩スペースであり、仮眠・休憩の為に使用するように」という記載があります。
ハウスヤルビ奈井江には車中泊禁止という看板・ポスターはありませんが、車内での休憩・仮眠の範疇で収まる車中泊に留めるようにしましょう。
「テントを張る」「バーベキューを行う」「連泊」などのハウスヤルビ奈井江や他の利用客に迷惑になるような行為は行わないように注意して下さい。
ハウスヤルビ奈井江に札幌と旭川の中間「移動途中の車中泊場には最適」
ハウスヤルビ奈井江はちょうど札幌と旭川の中間くらいに位置しており、どちらかに向かう途中の車中泊場としては最適です。
ハウスヤルビ奈井江のすぐ近くにはつるぬま、三笠などの道の駅もありますので、札幌、旭川方面に向かう途中の車中泊場を探している人は、この3か所から選んでみてはいかがでしょうか?
気になるハウスヤルビ奈井江の設備・近隣情報ですが、車中泊場としては可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
- トイレ:24時間利用可能
- 駐車場:構造上2面となっており平坦
- 温泉:車で10分程度の距離に滝の湯があるがかなり古い
- コンビニ:車で3分の距離にセブンイレブン奈井江町店
トイレは24時間利用可能であり、コンビニは車で3分程度の距離にセブンイレブンが営業しています。
最も近い入浴施設である滝の湯はかなり老朽化しておりあまりお勧めできませんが、同様の所要時間で道の駅・つるぬまに併設しているうらうす温泉に向かう事が出来ますよ。
トイレは木造で外観がオシャレ
ハウスヤルビ奈井江のトイレを見てみましょう。
トイレは木造であり、外観は非常にオシャレですね。
他の利用者がいたので、トイレ内部を撮影はしていませんが、サーモンパーク千歳や北欧の風とうべつなどと比較するとやや古い印象がありました。ただし、ウォシュレット付き便座が用意されている等、設備自体は新調されています。
トイレは24時間利用可能なので、休憩・仮眠中でも使用する事が出来ますよ。
駐車場は2面構造
続いて車中泊を行う駐車場を確認してみましょう。
ハウスヤルビ奈井江の駐車場には62台の車を停める事が可能であり、植木を中央に2面に別れているように造れています。
駐車場後方は大型車専用となっており、普通車は前方に停車する事になります。その為なのか、駐車時は車同士が近く、狭い印象を受けますね。車中泊者が多い場合は、隣に車が停車する可能性が高いでしょう。
温泉はうらうす温泉か太古の湯がお勧め
ハウスヤルビ奈井江は温泉施設がなく、最も違い銭湯は車で10分程度の滝の湯となります。
- 滝の湯営業時間:15時~20時30分
- 定休日:水曜日・日曜日
- 駐車場無し
ただし、かなり古い銭湯で当然ですが、設備もかなり老朽化していますので、綺麗な場所でお風呂に入りたいという人は避けるべきです。
代わりに同様の所要時間で道の駅・つるぬまに併設しているうらうす温泉がありますので、こちらを利用しましょう。
- 営業時間:午前10時~午後9時
- 入浴料金:大人450円、子ども230円
より清潔感を求める人は、車で30分程度かかりますが、道の駅・三笠に併設されている太古の湯がお勧めです。
- 太古の湯営業時間:10時~22時
- 平日入浴料金:大人760円・子供430円
- 土日祝日入浴料金:大人860円・子供480円
ハウスヤルビ奈井江はしょう油アイスが有名「変わり種としてお勧め」
ハウスヤルビ奈井江での食事ですが、道の駅の隣にはラーメン・がんてつが営業しています。
昼食時は、近くで働いている方達がお昼ご飯を食べに訪れていました。11時~21時までの営業なので、夜ごはんとして利用する事も可能でしょう。
また、ハウスヤルビ奈井江には奈井江ミルクファクトリーというアイスクリーム屋さんがあり、特製ソフトクリームが販売されています。
以前はがんてつの隣で販売していたのですが、現在は道の駅内にお店が移動しています。
アイスクリーム以外にも塩おむすびも販売されていますので、車中泊の夜食として買い込む事も出来ますね。
その他、道の駅構内にはみみずくという喫茶店もあり、こちらではしょう油ソフトが販売されており、変わり種を食べてみたい人はこちらもお勧めです。
車で3分の距離にセブンイレブン奈井江町店
道の駅・ハウスヤルビ奈井江から車で3分の距離にセブンイレブン奈井江町店が営業しています。
セブンイレブンなので営業時間は24時間。距離も車で3分と近いので、車中泊中の買い出しに困る事はなさそうですね。
ハウスヤルビ奈井江の意味「フィンランドの都市と友好関係」
「ハウスヤルビ」という変わった名前の道の駅であるハウスヤルビ奈井江。名前の由来は友好都市関係を築いているフィンランドの都市・ハウスヤルビから来ているようです。
ハウスヤルビ奈井江の館内には、友好都市・ハウスヤルビに関する資料が所狭しと掲載されており、友好関係にある事をアピールしています。
ちなみに友好都市関係となったのは1995年4月からで、約30年間の付き合いとなっています。現在も毎年交流があり、良好な関係を築いているようですね。
ハウスヤルビ奈井江の施設紹介「日本家屋が特徴的」
ハウスヤルビ奈井江の2階には小さな休憩スペースにキッズルーム、さらに日本家屋が展示されていました。日本家屋からはフィンランドの都市・ハウスヤルビと対照的な印象を受け、面白い道の駅となっていますよ。
日本家屋と休憩スペースやキッズルームについて見てみましょう。
日本家屋の展示
階段にはフィンランドの友好都市・ハウスヤルビに関する資料が掲載されている中、2階には日本家屋の一部が見学可能となっています。
欧州の歴史以外にも、日本の分化も体験できる施設であり、かなり珍しい道の駅となっていますね。
休憩スペースは狭いがキッズルーム完備
日本家屋の展示スペース前には休憩スペースが用意されています。
ただし、休憩スペースは机2つ分のみなので、かなり狭いですね。キッズルームが隣に完備されている点は、お子さんがいるお父さん・お母さんにとっては嬉しい設備となっています。
1階の売店には薪などが販売
ハウスヤルビ奈井江は2階建ての道の駅で、1階には薪などが販売されています。
木造のトイレがあるハウスヤルビ奈井江らしい商品となっていますね。フィンランドでも薪ストーブが使われているようなので、友好都市であるハウスヤルビの影響もあるのかもしれません。
ハウスヤルビ奈井江での車中泊感想「つるぬまの代案にピッタリ」
札幌と旭川の中間地点にあるハウスヤルビ奈井江。札幌方面、旭川方面、どちらに向かう人にとっても便利ですが、立地面以外は特筆する点は特になし。車中泊場としては可もなく不可もなくという感じですね。
近隣に入浴施設併設型の道の駅である三笠やつるぬまがある事から、こちらを第一候補にした方が、快適な車中泊を行うことが出来ますよ。
ハウスヤルビ奈井江は三笠やつるぬまで車中泊が無理だった場合の代案として利用してはいかがでしょうか?特に道の駅・つるぬまからはとても近いので、移動も苦ではありません。
道の駅での車中泊は予約が出来るわけでは無いので、もしもの時に代案を持っているとかなり安心感が高いです。
ハウスヤルビ奈井江は、国道12号線沿いの車中泊場として、真っ先に候補にあがる場所ではあいませんが、保険的な意味合いとしては価値がある道の駅ですよ。
ハウスヤルビ奈井江のおにぎり「現在は撤退」
ハウスヤルビ奈井江には地元・奈井江産のお米を使ったおにぎりが館内で販売されていた時期がありました。
「おむすびころりん」というお店で、オーダー後に握ってくれる為、出来立てを食べられると好評なお店だったのですが、2020年頃から閉店気味となり、現在は撤退。
人気のお店だった事もあり、撤退を惜しむ声がSNSやレビューに掲載されています。現在は、屋外にあった奈井江ミルクファクトリーが館内に移動していました。
ハウスヤルビ奈井江ドッグラン「小型犬専用で小さめ」
ハウスヤルビ奈井江はドッグラン併設型の珍しい道の駅となっています。
ただし、ハウスヤルビ奈井江のドッグランはやや小さめで、小型犬専用。残念ながら大型犬などには対応していないようです。
とは言いましても、車中泊に犬を連れて行く人の多くは小型犬を飼っているでしょうから、ペット同伴の車中泊者にとっては、利用価値が高い道の駅である事は間違いありませんよね。
ちなみに、道央地区にはハウスヤルビ奈井江以外にも真狩フラワーセンターやあかいがわがドッグラン併設型の道の駅となっています。
ペット同伴で車中泊を考えている人は、こちらの道の駅の利用も考えてみてはいかがでしょうか?
ただし、道の駅・あかいがわは最近車中泊に厳しくなったのか、構内や外壁に「車中泊はご遠慮ください」というポスターが多数掲載されていました。
基本的に道の駅では仮眠目的での車中泊はOKされてはいますが、それでもあかいがわでの車中泊は他の道の駅以上に気を付ける必要がありそうなので、注意して下さいね。
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