キャンプ場や温泉施設が併設されている道の駅・新篠津。こちらで車中泊は可能なのでしょうか?実際に道の駅・新篠津に向い、調べてみました。
道の駅新篠津で車中泊は可能「仮眠OKの看板あり」
道の駅新篠津で車中泊は可能なのか?実際に道の駅新篠津に向い調べてみたところ、駐車場に車中泊に関する看板が設置されていました。(2024年2月現在)
看板に書かれている内容を見てみると、
- 車中泊禁止とは書かれてはいない
- 宿泊目的での利用は遠慮して欲しい
- 休憩・仮眠は許可する
- 持ち込みのイスを使っての休憩、バーベキューは禁止
道の駅・新篠津にある看板には明確に車中泊禁止とは書かれていないものの、宿泊は遠慮して欲しいという記載はあります。
非常に曖昧な書き方でこの看板だけでは車中泊が可能なのかどうか判断に迷うところですが「休憩・仮眠は可能」という記載がある事から、この範囲内での車中泊は許容しているのでしょう。
実際に、道の駅・新篠津で車中泊が可能である事はSNSや他のブログで報告されています。
ただし、可能なのはあくまで休憩・仮眠の範囲での車中泊。看板にもあるように、「車外で持ち込みの椅子を使っての休憩」「バーベキュー」などは禁止です。
あくまで一晩程度の休憩・仮眠での車中泊にとどめ、道の駅・新篠津や他の利用者に迷惑がかからないように施設を利用しましょう。
道の駅しんしのつは温泉併設の道の駅「入浴の心配は無し」
道の駅・しんしのつで車中泊を行う場合、どの様な点に注意するべきなのか。道の駅・しんしのつの設備から考えてみましょう。
- トイレ:24時間利用可能だが造りは古い
- 駐車場:2面用意されておりどちらも平坦
- 温泉:だっぷの湯が併設
- コンビニ:車で4分にセブンイレブン新篠津村店
トイレは屋外に設置され24時間利用可能
続いて道の駅・新篠津のトイレを見ていきましょう。道の駅・新篠津には施設内と屋外の2か所にトイレが用意されています。
道の駅構内のトイレ
道の駅屋外のトイレ
北海道道の駅スタンプラリー帳を見てみると24時間利用可能と記載がある為、少なくともどちらかのトイレは常時使用する事は出来るようです。
外観からも分かるように、建物は年季が入っておりやや古いです。しかし、屋外のトイレにはウォシュレット式が設置されている等、設備自体は新しくなっていました。
駐車場は2面用意
道の駅・新篠津の駐車場を見てみましょう。
道の駅・新篠津には駐車場が2面用意されており、141台の車を停められるスペースがあります。管理人が道の駅・新篠津を訪れた時、たっぷの湯の前にある駐車場は混雑していましたが、もう一か所は空いている印象を受けました。
道の駅・新篠津はたっぷの湯という温泉施設が併設されているので、夜になっても利用者が訪れる可能性があります。その為、静かに仮眠・休憩目的で車中泊を行いたい方は、もう1ヵ所の駐車場を利用する事をお勧めします。
たっぷの湯が併設
道の駅・新篠津にはたっぷの湯という温泉施設が併設されています。
- 営業時間:6:00~22:00
- 料金:大人・700円、小学生・300円
開店時間が朝6時〜夜10時までと長時間の営業が特徴です。露天風呂も用意されておりレイクビューが楽しめる為、地元を始め、札幌市民からも大人気の入浴施設となっています。
ちなみにたっぷの湯には宿泊プランも用意されていますので、「ちゃんとした旅館で休憩したい」という方にはこちらがお勧めです。
車で4分の距離にセブンイレブン新篠津村店
道の駅・新篠津から車で4分程度の距離に、セブンイレブン新篠津村店が営業しています。
24時間営業であり、車で4分程度の距離にあるので買い出しは問題ないですね。
道の駅新篠津のレストラン
道の駅・新篠津にはたっぷの湯だけではなくレストランも併設されています。
和・洋・中華と取り扱っているようで、メニューも豊富に用意されているようですね。
道の駅新篠津は宿泊施設併設「冬はワカサギ釣りを紹介」
紹介した以外の道の駅・新篠津にある設備を紹介したいと思います。
宿泊施設やアクテビティ紹介スペース
道の駅・新篠津は全2階建ての施設であり、温泉、レストラン、宿泊施設が併設されています。
温泉、レストラン、トイレ以外は宿泊者専用の部屋ばかりですね。
また、入り口すぐ近くには新篠津村のアクテビティなどが紹介されていました。
管理人が道の駅・新篠津に向ったのは冬だったので、この時はワカサギ釣りに関するポスターが掲載されていました。
その他、冬期は閉鎖されていましたが、2023年11月にオープンしたばかりのしんしのつ展望台も紹介されていましたよ。
ポスターによると、2024年は4月から開業するようですね。
道の駅の横には産直市場
道の駅・新篠津の屋外には産直市場というスペースが用意されており、近くの農家で取れた野菜などが販売されています。また、その近くには軽食を販売しているお店もあり、休みの日にはたくさんの家族連れでにぎわっていますよ。
しのつ公園展望台やキャンプ場
隣接するしのつ公園にはキャンプ場が用意されており、グランピング・手ぶらプラン・フリーサイトなどのコースが用意されています。テント設営で宿泊したい人にはこちらがお勧めですね。
また、しのつ公園には展望台も用意されており、キャンプ場や道の駅周辺の景色を眺める事が出来ます。
画像は冬の展望台でひと気は全くありませんが、暖かい季節になると、家族連れや子供達がたくさん展望台で遊んでいますよ。
道の駅しんしのつの温泉で朝風呂は控えるべき「運転中眠くなる」
先ほどお話した通り、しんしのつはたっぷの湯という入浴施設併設型の道の駅です。しかも、たっぷの湯は朝6時から営業を開始する為、温泉施設併設型の道の駅の中でも珍しく、朝風呂を楽しめます。
ただし、管理人としては車中泊時の朝風呂はあまりお勧めしていません。理由は単純で、眠くなるからです。
朝にお風呂に入った事がある人は経験があるかもしれませんが、朝風呂に入ると眠くなる事が多いです。管理人も同じ他体質なのか、朝風呂に入ると眠くなります。
この状態で車を運転する事が非常に危険なのは確認するまでもないですよね?
「車中泊」という絶対に車に乗って帰らないといけない宿泊方法を取っている以上、運転中に眠くなる可能性がある朝風呂は避けた方が良いですよ。
また、道の駅・しんしのつにはキャンプ場も併設しており、札幌から近い事もあり、シーズン時はキャンプ場が混雑し、その人たちが朝風呂目的でたっぷの湯に訪れます。
その為、朝早い時間と言えど、かなり混雑する可能性もあるんです。
混雑した朝風呂に入り、さらに、運転中眠くなる可能性がある。踏んだり蹴ったりの行為となってしまい、デメリットしかないですよね。
翌日のドライブを考えると、車中泊時の入浴は就寝前に済ませ、ゆっくりと休んだ方が無難ですよ。
道の駅しんしのつでの車中泊感想「温泉併設型は快適」
温泉併設型の道の駅・しんしのつ。車中泊場を探すにあたって、やはり温泉が併設されているといないとでは利便性がかなり違ってきますね。
温泉併設型だといちいち移動する手間が省け、さらに、温泉内の休憩スペースでギリギリまで休んでいる事も可能ですし、その後は車に移動して寝るだけという流れを作る事が出来ます。
温泉併設型の道の駅でしか出来ない車中泊で管理人は非常に気に入っていますし、たっぷの湯でも同じことが出来るので車中泊場としてはかなり優秀ですよ。
ただ、難点をあげるとしたら、たっぷの湯の休憩場はやや狭い事とキャンプ場が併設しているので、時期によっては温泉がかなり混雑する事ですね。
これさえなければ道の駅・三笠に及ぶくらいの車中泊スポットと言えたんでしょうけど、やや残念に感じました。
⇒道の駅・三笠の車中泊情報はこちら
とは言いましても貴重な温泉併設型の道の駅なので、車中泊場としての利用価値はとても高いです。札幌近郊で温泉併設型の道の駅を探している人にとってはお勧めですよ。
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