車中泊

北海道道の駅車中泊禁止リストまとめ「歓迎な場所も紹介」

車中泊

車中泊場として利用される事が多い道の駅ですが、本当に宿泊可能なのか気になる方も多いでしょう。2024年4月時点で、管理人が把握している車中泊禁止・可能な道の駅リストを作成してみました。

今後、道の駅での車中泊を考えている人は参考にしてみて下さい。

北海道道の駅で車中泊は可能「仮眠目的なら利用OK」

まず大前提ですが、北海道の道の駅は仮眠目的での休憩を許可しています。これは国土交通省の発表から分かります。

質問
「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?

回答
「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。

もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。

引用元:休憩施設「道の駅」

「仮眠」という非常にあいまいな言葉の為、困惑する事が多いですが、仮眠から逸脱しない範囲での車中泊は可能なんです。

実際に、SNSを見てみると、「道の駅で車中泊」という投稿が非常に多く行われています。しかし、「車中泊を注意された」というツイートはありません。

この事からも、マナー違反と取られない限り、道の駅での車中泊を注意される事は無いという事が良くわかります。その為、車中泊禁止の道の駅は原則ありません。

ただし、道の駅はあくまで仮眠目的での車中泊を許可しているだけであり、「テントを張る」「バーベキューを行う」などのレジャー目的での利用は容認していません。

この様な行動を行うと、注意を受け、車中泊を行えない可能性がある事は頭に入れておきましょう。道の駅で車中泊が可能と言っても、許可しているのは仮眠目的のみであり、マナーを守る必要がある事は覚えておいてくださいね。

車中泊を遠慮してほしい道の駅「看板やポスターがあった場所を紹介」

原則、仮眠を逸脱しない範囲での車中泊を許可している道の駅ですが、「遠慮してほしい」という看板・ポスターを掲載している場所は存在します。

  • あかいがわ
  • しんしのつ
  • あいろーど厚田
  • 北欧の風当別
  • サーモンパーク千歳
  • 花ロードえにわ
  • 名水の郷きょうごく
  • そうべつ情報館i
  • なないろ・ななえ
  • 北前船・松前

それぞれ順番に見ていきましょう。

あかいがわ

2024年4月時点で道の駅・あかいがわには「車中泊を遠慮してほしい」というポスターが多数掲載されていました。

他の道の駅と比較しても、掲載しているポスターの量が非常に多く、明らかに車中泊に対して警戒している様子が伺えます。

しんしのつ

道の駅・しんしのつの駐車場の看板には「宿泊目的でのご利用は遠慮してほしい」と書かれています。

「車中泊」という言葉を使ってはいないながらも、間接的に「遠慮してほしい」と話していますね。

あいろーど厚田

あいろーど厚田にも「車中泊を遠慮してほしい」というポスターは掲載されていました。

北欧の風当別

北欧の風・当別ではHP上で「宿泊目的の利用を遠慮してほしい」と話しています。

引用:道の駅・北欧の風当別HP

現地にポスター・看板を掲載する方法ではなく、HP上での注意喚起は珍しいパターンとなっていますね。

サーモンパーク千歳

人気の道の駅・サーモンパーク千歳の駐車場には「使用目的以外の駐車や長期滞在は遠慮してほしい」という看板がありました。

不法駐車をけん制する意味合いもあるでしょうが、「長期滞在」という言葉からは車中泊を連想でき、少なからず警戒している様子がありました。

花ロードえにわ

花ロードえにわにも「宿泊目的の長時間駐車」を禁止するポスターが掲載さえていました。

花ロードえにわにはRVパークが併設されていますので、「そちらを利用して欲しい」という事を伝えているのでしょう。

名水の郷きょうごく

2021年10月、名水の郷・きょうごくにも「宿泊を目的とした駐車場の利用を禁止する」という看板が掲載さえていたようです。

そうべつ情報館i

2021年11月時点で、そうべつ情報館iにも「車中泊を遠慮してほしい」「キャンプ場へ移動ほしい」という張り紙が掲載されていたようです。

なないろ・ななえ

2022年6月時点、なないろ・ななえにも「車中泊を遠慮してほしい」という張り紙が掲載されていました。

それ以前に、なないろ・ななえにはこのような張り紙はなかったそうですが、多くの車中泊者が訪れ、マナーが悪い利用者が多発した事で、このような対策を行ったようです。

北前船・松前

2023年6月時点で、北前船・松前にも「連泊禁止」「洗顔禁止」というポスターが掲示されていたという情報があります。なないろ・ななえ同様、マナーが悪い利用者への対策だったそうです。

うとろ・シリエトク

2021年3月、うとろ・シリエクトには「当駅はキャンプ場ではありません」というポスターが掲載されていたそうです。
2019年時点ではこのようなポスターの掲載はなかったそうなので、なないろ・ななえや北前船・松前同様、利用者のマナーが問題なのは間違いないでしょう。

北海道で車中泊可能を公表している道の駅「2023年よりも減少」

Auto Camper2024年4月号には全国の道の駅情報が掲載されており、車中泊OKを公表している施設も紹介されていました。

Auto Camper2024年4月号によると

  • びえい・白金ビルケ
  • 阿寒丹頂の里
  • かみしほろ
  • しほろ温泉
  • おとふけ
  • 森と湖の里ほろかない
  • むかわ四季の館

以上の7か所が車中泊OKを公表しており、気にすることなく宿泊可能となっているようです。

ただし、道の駅があくまで休憩目的の施設であり、「テントを張る」「バーベキューを行う」などのレジャー目的は禁止している事は覚えておきましょう。

実はAuto Camper2023年4月号では花ロードえにわも車中泊OKを公表していたのですが、2024年では削除されています。RVパーク併設が理由の可能性も考えられますが、車中泊者のマナーが原因だった事も否定は出来ません

車中泊OKを公表しているとは言っても、やはりマナー違反になるような行動は避ける必要がありますよね。今後、車中泊OKを公表している道の駅が減少するという事態を避けるよう、マナーを守って車中泊を行いましょう。

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