パリオリンピック柔道団体決勝・日本対フランス戦で行われた、ルーレットによる出場選手抽選。あまりにもフランスに有利な結果となった事で、ルーレットやらせ説が浮上しています。
柔道ルーレットやらせ説に関して見ていきましょう。
柔道ルーレットにやらせ説浮上「リネール確定ガチャ」
8月3日に開催されたパリオリンピック柔道団体決勝戦。日本対フランスの試合は、3対3の同点となり、ルーレットによる抽選で代表者を決め、第7試合が行われる事となりました。
このルーレットによって選出されたのが、フランスで最も実力があり、勝ちが計算できるリネール選手たった事が話題となり、ルーレットにやらせ説が浮上しています。
大方の予想通り、代表戦でリネール選手が勝ち、フランスが優勝した事もあり、一部からは「リネール確定ガチャ」という言い方まで行われるようになりました。
柔道団体決勝で行われたルーレットは本当にやらせだったのでしょうか？
柔道ルーレットが怪しい「フランスに有利な結果ばかり」
やらせが疑われる柔道団体で使用されるルーレット。
3位決定戦の2試合である、韓国対ドイツとブラジル対イタリアの試合でルーレットが使用され、どれも「怪しい」という声が続出し、やらせ説を後押しする事となっています。
それぞれの試合でのルーレット判定について詳しく見ていきましょう。
韓国対ドイツのルーレット
まずは、韓国対ドイツの試合ですが、この時のルーレットの結果は、-73㎏(青文字）が表示され、73㎏級に出場した、アン·バウル選手(韓国)とイゴ·バントク(ドイツ)が再度、対戦する事となりました。
しかし、この両名は代表戦の前に10分近くも対戦していた事から、両者とも疲労困憊の状況でした。
この選出に違和感を覚えた人が続出しており、「フランスが仲の悪い国へ嫌がらせをする為、ルーレットを細工たのでは？」という指摘があがっています。
指摘にある通り、フランス人はアジア人を嫌う傾向にあり、「パリではアジア人差別が酷かった」という投稿がSNSに行われていました。
パリに行ったことある友人いわくやっぱフランスはアジア人差別というか白い目で見られるような事はめちゃくちゃあったらしいな ってかあそこヨーロッパの中でもアジア人差別酷いって有名だからマジで魅力を一切感じないんだよな。
また、フランスとドイツは、世界大戦が原因で、歴史的に仲が悪い事は有名です。
フランスとドイツは今でも不仲ですか？ 原因はやっぱり世界大戦ですか？
二度に渡って国土を蹂躙されたフランス人は
表面には出さなくともドイツを嫌っているのは確かだと思います。
ドイツ人もそれが分かっていて、フランス人とは距離を置きたがるようです。
その他、代表選で最も盛り上がる試合を行いたかったという指摘もありました。
柔道、負け惜しみじゃないよ。イタリアの時も、韓国の時も変だったもんルーレット。盛り上がる試合をやろうとしか思ってない。英雄みたいな選手がいる組にしたい、かプンプンしてた。。だって、ルーレットの結果全部当たったもんw
つまり、フランスにとって、韓国対ドイツ代表選には色々なメリットが存在したんです。
- 自国開催のオリンピックを盛り上げられた
- アジア人やドイツ人とフランスは仲が悪い
- ヘトヘトの選手が選出された事で、両国への嫌がらせとなった
あまりにもフランスが得をする結果となった事に違和感を覚え、韓国対ドイツ代表戦から、ルーレットに不信感を覚えている人が多数存在していました。
ブラジル対イタリアのルーレット
続いて、ブラジル対イタリアでのルーレット結果ですが、ブラジルが確実に勝てる階級が当たった事に疑問を覚えている人が大勢います。
柔道3位決定戦ちゃんと見てた訳ではないけど、イタリア対ブラジルもルーレットであの階級じゃなかったらブラジル勝てたかわからなくない…？ イタリア的には1番当たりたくない人と当たった気がしたけど。
柔道団体のルーレット、3位決定戦のブラジル対イタリアや韓国対ドイツでも何か怪しいと思いました。圧倒的に強いブラジルの女子選手が出たり、9分近く長引いた組合せがまた出たり。裏で誰かがどちらを勝たせたいか決めたり、面白半分で対戦を決めたり、あの電子式なら十分可能性。仕組みを変えるべき。
指摘にあるように、ブラジル代表のラファエラ・シルバ選手は、イタリア代表のヴェロニカ・トニオーロ選手をわずか14秒で倒し、銅メダルを獲得しました。
試合結果からも分かるように、ルーレットの結果は、ブラジルが圧倒的に有利なものだったのです。
では、フランスがブラジルを有利にする理由があったのか？
その理由として指摘されているのが、フランスとイタリアの関係です。ドイツ同様、フランスはイタリアとも歴史的に仲が悪い事も有名な話。
フランスとイタリアが犬猿の仲だと言うのは本当ですか？
フランス在住です
フランスはイタリアだけでなく周りの諸国と仲が悪いです。
つまり、犬猿の仲と言われているイタリアに対し、嫌がらせをする為、最も出て欲しくないルーレット結果を出したと指摘されているんです。
さらに、決勝戦でも、地元・フランスの英雄と言われ、最も勝率の高いリネール選手がルーレットで選出されています。
3度も連続でフランスにメリットのあるルーレット結果になった事から、やらせ説が後押しされる事となりました。
柔道ルーレットマイナスの意味「数字以下の階級を示している」
柔道ルーレットでなマイナスがあるのか？調べてみた結果、マイナスは「以下」の意味となっていました。
ルーレットは、「文字の色」「数字」「＋」「－」で構成されており、+90㎏(青)は、男子の90㎏超級の選手、-70㎏(ピンク)だと、女子の70㎏以下の選手(70㎏級もしくは57㎏級)が代表選手となります。
ちなみに、柔道ルーレットには6個の数字があり、ルーレットが1回転するまでに出現する数字の数は18回。内訳はこのようになっていました。
- +90㎏(青文字)：3回
- -90㎏(青文字)：3回
- ₋73㎏(青文字)：3回
- ⁺70㎏(ピンク)：3回
- ₋73㎏(ピンク)：3回
- ₋57㎏(ピンク)：3回
この事を踏まえ、日本対フランス、ドイツ対韓国、ブラジル対イタリア、全てでフランスにメリットのある結果がでる確率を計算してみると、わずか0.4%となりました。
日本対フランスでは⁺90㎏(青文字)がルーレット結果となり、確率は3/18で1/6。他2戦は、それぞれ、-73㎏(青文字)、-57㎏(ピンク)となっており、どちらも1/6です。
つまり、3戦連続でフランスにメリットのあるルーレット結果となるには、1/6×1/6×1/6＝1/216で、確率は0.4%です。あまりにも確率が低く、この事も、ルーレット結果がやらせでる可能性を高めています。
柔道ルーレットのスピート「3位決定戦より早く止まった？」
SNSには、「3位決定戦の時より、ルーレットが止まるのが明らかに早かった」という声まで挙がっていました。
３位決定戦の韓国vsドイツのときより、ルーレットが止まるのが明らかに早かったのは気のせいではありません。
動画が残っていたないため、検証は出来ていません。
しかし、「気のせいではない」と断言している事から、投稿者の話している事が事実である可能性も十分に考えられます。
ちなみに、日本対フランスでルーレットが回っている時間を測ってみた結果、約10秒程度となっていました。
柔道ルーレットはIOCが管理「開催国に忖度」
柔道ルーレットでやらせ疑惑が浮上する、フランス柔道連盟のステファン・ノミス会長が「ルーレットはIOCが管理している」と発表しました。
ところが、この発表も、やらせ説を加速させる結果となりました。
不正がないようにIOCが管理…？そこが利権が絡んだ不正だらけなんでしょ。何にも反論になってない。
「IOCは開催国を忖度する」と言われており、2022年に開催された北京オリンピックでは、この姿勢がはっきりと表れていたと話題になっていました。
例えば、北京オリンピックでドーピング検査陽性を出したロシアのカミラ・ワリエワ選手。当時、15歳という年齢を理由に、出場停止という措置が取られませんでした。
しかし、ウクライナのスキー選手がドーピング陽性となった時には、即失格となっており、話題となっています。
この理由として、「開会式にプーチン大統領が出席していた為」と指摘する声が、チラホラと聞かれました。
ロシア＝開会式にプーチン大統領参加したから？
北京忖度〇ェノサイドオリンピックは史上最低のオリンピックと言われるよきっと。
当時、中国とロシアは反アメリカ国として、協力関係にありました。
つまり、IOCが北京オリンピックの開催国である中国に忖度した事で、協力関係にあるロシアにも便宜を図ったと言われていたんです。
その他にも、北京オリンピックでは疑惑の判定が相次ぎ、当時、「最低のオリンピックだ」という意見が多発。北京オリンピックをもじり、「ペテンオリンピック」と冷やかす人物もいたくらいです。
今回のオリンピックは自分の知る限り最悪の大会だ。 中国が勝つためならなりふり構わずという気がするのは気のせいだろうか。 IOCも含め忖度の嵐に各国の選手は翻弄される、ペテンオリンピックとして歴史に名を残しそうだ。
北京オリンピックの事から、IOCが開催国に忖度すると多くの人が認識しており、その結果、「ルーレットをIOCが管理している」という弁明が裏目になっているんです。
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