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橋本壮市反則負けは妥当「3度の指導は全て正しい」パリオリンピック

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パリオリンピック柔道73㎏級準々決勝で橋本壮市選手が反則負けとなった事に、多くの人が疑問を覚えています。

先日、永田竜樹選手の誤審騒動もあり、「パリオリンピック柔道の審判はおかしい」という意見が大多数を占めていますが、柔道を知っている人からは、「反則負けは妥当だった」という声もあがっています。

橋本壮市の反則負けは妥当「審判はおかしくない」

先ほどお話ししたように、橋本壮市選手の反則負けが妥当だと指摘する声が挙がっています。

最近のルールでは袖切りは指導になりやすくなってるから反則負けは妥当
日本の角田夏美も相手の袖切りで反則勝ちして決勝に行った
橋本の袖切りで反則負けがおかしいなら角田は金メダル返納しなきゃ。

橋本壮一選手が反則負けとなった理由は、指導の累積が3個となったため。

その理由として柔道玄人から指摘されているのが、「消極的な姿勢」「自ら倒れて相手の投げから逃げている」「組手を切った」の3個ですね。

橋本が消極的姿勢で指導取られたのは一つ
2つ目は相手の投げに自ら倒れて逃げたのが取られた
3つ目は組手を切って逃げたのが反則
相手も消極的は一つ取られてるしおかしなジャッジ出はないよ。

それぞれの指導について、確認してみましょう。

橋本壮市の技の数は2回「勝てるわけがない」

橋本壮一選手が最初に指導を取られた理由が「消極的な姿勢」です。

橋本壮一選手が1度目の指導を受けた時の映像を振り返ってみると、審判は両手を交互に前に出すジェスチャーを行っていました。

このジェスチャーは、「組み合う前後に攻撃の動作を行わない指導」という意味の動きです。

引用:国際柔道連盟試合審判規定

つまり、消極的な行動によって指導を受けたという訳ですね。

では、本当に橋本壮一選手は消極的な試合運びだったのか?

こちらに関しては、パリオリンピック柔道準々決勝で、橋本壮一選手が相手に仕掛けた技の数が良い判断材料となるでしょう。

ネットには、橋本壮一選手の技の回数に関する投稿が行われていました。

橋本も一本背負いと小外の2回しか技出してない
これで勝てるわけない。

オリンピック準々決勝で、技をたった2回しか出していないという事実は、子供が見ても、攻撃回数が少ない事を理解できる事ですよね。

技の回数に関しては、投稿者の数え間違いなども考えられますが、橋本壮一選手が消極的な試合運びを行っていた事は、SNSで多くの人が指摘している事実でもあります。

つまり、1度目の指導となった、「消極的な姿勢」という理由は、正当な判定と言わざる得ないんです。

橋本壮市の防御姿勢も反則「相手の投げを倒れて防いだ」

2個目の指導内容は、橋本壮一選手の極端な防御姿勢。審判のジェスチャーと、防御姿勢に関する指導のジェスチャーも見比べてみましょう。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=L0EU5xF-5LY

「極端な防御姿勢」とは、言葉の通り、相手の攻撃を防ぐために、極端な姿勢で防御する事で、約5秒間、この体勢を維持すると指導を取られます。

「極端な防御姿勢」がどのような体勢なのかは、全柔道TVチャンネルで詳しく解説を行ってくれていましたので、そちらを確認してみましょう。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=L0EU5xF-5LY

引用:https://www.youtube.com/watch?v=L0EU5xF-5LY

引用:https://www.youtube.com/watch?v=L0EU5xF-5LY

画像では、青の選手が、白の選手の足が届かないくらい腰を引き、防御に徹しています。

このように、相手が全く攻撃できないような体勢を維持する事を、極端な防御姿勢と捉えられるようですね。

この事を踏まえ、橋本壮一選手の行動を振り返ってみたいと思います。




橋本壮一選手が仕掛けた技が不発に終わると、反撃を避けるため、腹ばいの様な姿勢になり、最終的には相手の足の間に潜り込むような体勢になってしまいました。そして、この状況は約5秒間続きます。

腹ばいの様な体勢で、最終的には相手の足の間に入り込んでしまえば、相手のギャバ選手は攻撃のしようがありません。さらに、その状況を約5秒間維持してしまった。

「極端な防御姿勢」が適応される条件を満たしてしまっており、指導を取られたとしても、不思議ではないんです。

橋本壮市が組手を切った「一番ダメな反則行為」

橋本壮市選手の3個目の指導は、相手の組手を切った事による反則です。

相手の組手を切るという行動に関して調べてみると、「柔道で一番行ってはいけない行為」という意見が書き込まれていました。

組まれてるの振りほどいたらあかんの?

だめよ
一番だめなやつ
技を出さないよりだめ
組ませんように払いのけるのと
組んだのを切るのは似てるがペナルティの重みが違う。

組手を切るという行為に対して、国際柔道連盟試合審判規定には、様々な取り決めが記載されています。

  • 13:組み手を切るために、相手の指を逆にとる
  • 14:組み手を両手で切る。
  • 15:膝や脚を使って組み手を切る。
  • 17:相手の腕や手を叩いて組み手を切る。

複数の禁止事項を作る事からも、組手を切るという行動が厳しく制限されている事が、よく分るでしょう。

「組手を切る」という行為に対して、厳しくルール設定が設けられている事を確認したところで、橋本壮市選手の3度目の指導シーンを振り返ってみたいと思います。

組み合っていた両選手ですが、橋本壮市選手が腕を振りほどく事で、距離を取る事となりました。

テレビの角度から判断はしづらいですが、左手も振り回しているので、両手を使って組み手を切っている可能性も十分にあり得るでしょう。

両手、片手、どちらにしろ、橋本壮市選手が腕を振りまし事で、組み手が切れた事は明白。橋本壮市選手は、「柔道で一番行ってはいけない行為」と言われている行動を起こしてしまったんです。

その為の指導であり、この判定にも正当性があります。

3度の指導を振り返って確認してみると、どの判断も間違ったものではなく、橋本壮市選手の反則負けには正当性があったんです。

ギャバへの指導が少ない?「攻撃する雰囲気はあった」

橋本壮市選手の試合結果に対して、「相手のギャバ選手の方が攻撃する姿勢が無かったのでは?」という意見が浮上し、「審判が不公平」という怒りをあらわにする人が大勢います。

この点に関しては、柔道をよく知っている人たちから、「手だけじゃなく足も見ないといけない」という投稿が行われていました。

ガバはもっと出してない

手じゃなくて足みないと。

フランスの黒人選手も似たようなもんだったけど
なぜ指導少なかったんだろ。

腰引きながらだけど足を出して攻撃しますよって雰囲気出してたから
あれから決まることはほとんどないけど、審判によっては積極的姿勢として反則取らない。

玄人が見ると、ギャバ選手は足で攻撃する姿勢を審判に見せていたようで、その為、指導を取られる回数が少なかったそうなんです。

ギャバ選手のこの行動が、本当に攻撃する為ではなく、指導を避けるためのテクニックだったのかどうかは不明です。

しかし、試合を巧みに操っていたのはギャバ選手だったようで、指導を避けていた事が、柔道玄人からは指摘されていました。

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